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「工学とバイオ」研究グループは1999年に設立され、幅広い工学研究者がバイオを軸としてゆるく広くつながり、新しい研究を生み出す場を継続して提供してきました。特に近年は組織工学、幹細胞技術、微細加工技術、流体工学、化学、計算科学などの融合によってバイオに関連した工学研究が目覚しく発展し、熟してきています。本所では、「分子設計」、「有機合成」、「薬理・分子動態」、「診断・デバイス」、「生物数理」など、工学者によるさまざまなライフサイエンス分野の研究が盛んに行われています。
そこで本センターでは、工学とバイオ研究グループの成果の継承・発展のために、多様な技術のフレキシブルな連携研究が行いやすい環境を構築することを目的にしています。これを機に社会的な課題を解決するため各研究部門に跨る連携研究プロジェクト、予防医学に向けるヒトの健康・安全・安心の社会とQOLを向上させるデバイスやシステムの研究開発などを推進します。